離島デイアジング
2月2日 日曜日
これは少し前の話
毎年この時期には訪れている場所へ足を伸ばしていた。
昨夜は山に泊まり英気を養い、朝は少し早めに切り上げて自宅へタックルを取りに帰る。
その後、渡船場へと車を走らせた
昼過ぎの便で離島へと向かう。
船内でリーダーを組み道具の確認をする。
持ち込む道具は最小限
島に着くと冷たい風が吹き付けていた。釣り人はそこまで多くはない。
足で稼ぐ釣りで小型ながらもすぐにアジに出会うことが出来た。
ファーストフォールでの反応がいいようだ。
その後も、場所をかえアジやサバ、メバルと釣り歩くが望みのアジのサイズがでない。
島に来て2時間程がたった頃、今回メインに考えていたポイントへと足を向ける。
底スレスレを這わせるようなアプローチで本日ようやくの良型を手にする。
続けて一尾
アタリは多くはないが丁寧に探れば答えが返ってる。
いいサイズだ。
少なからずあったアタリもなくなり、夕刻が近付いてくる。
さあ、最後の移動だ。
沈み出す夕日と静かな海
そしてしばしの静寂。
17時を回ったころ、その静寂は打ち砕かれた。
高鳴るドラグ音が告げるはアジの宴のはじまり!
群れが通り過ぎるまでは1投1尾
群れは離れては戻りを繰り返す
サイズのみに的を絞る為、ワームサイズを一回り上げる。
期待通りのいい働きをしてくれる。
入れ食いは続いたが日暮れと同時に終わりの時間も近づいてきた。
フェリーの時間まであと5分
〆の1尾を釣り上げ帰り支度をすます。
楽しい時間は瞬く間におわるものである。
いい1日だった。