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エギングで釣果に差が出るテクニック~初心者向け

皆さんこんにちわ

ワタシでございます。

 

春のアオリイカ第一陣真っ只中の現在(4月29日)

暇さえあれば海に繰り出されているアングラーの方も多いのではないかと思います。

 

かくいうワタシも暇さえあれば海へ行き、エギをしゃくる日々が続いております。とにかく寝不足です^^;

 

エギング人口もここ数年で爆発的に増えてきましたね。週末の人気スポットともなればイカよりも釣り人の数の方が多いのでは……?というくらいの人で溢れかえっています。

 

ワタシがホームとする福岡エリアも凪ともなれば週末、平日お構い無しに釣り人が押し寄せてきます。

 

 

そんな激戦区の中でアオリイカを釣っちゃうテクニックは教えたくないので汗(そんなものがあるならワタシも知りたい)

 

他人と差をつける為に必要なテクニックをお話ししようかと思います。

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本題に入って行きますが、今日の話しは上級者の方は分かっていると思う内容なので(むしろ大抵の人は分かっていると思います。)軽く読み飛ばしてもらえればと思います。

 

キャストの重要性

 

ワタシが周りの方の釣りを見ていて1番に思う事は、キャストの飛距離が出ていない方が多いという点です。

激戦区で手っ取り早くアオリイカを釣るには人が攻めていないポイントを先に叩くに限ります。

 

エギを見ていないフレッシュなアオリイカはエギを抱いてくる可能性が非常に高いので、そのイカの近くにエギを投げられるだけで釣れる確率も劇的に上がります。

 

活性の高いアオリイカはとにかく簡単に釣れます。

 

本当に簡単に釣れます笑

 

そのアオリイカイカにしてエギを見せてあげるか?

そうです。イカが居る場所にエギを投げればいいのです。

 

どうやってキャストすればいいのか分からない方がいると思いますので、簡単にキャストのポイントを書いておきます。動画の方が分かりやすいという方はSHIMANOの湯川さんの動画が分かりやすく解説されていましたのでそちらを参考にされて下さい。

 

キャストのポイント

人差し指にラインをかけて、ベールを起こします。タラシは長めにとります。目安→ロッドの3分の1~半分程度

(タラシとは穂先~仕掛け(エギ)までのラインの長さの事を指します)

 

穂先を支点にして、振り子のようにエギを後ろにもっていきます。

 

エギが振り子の頂点に達した時に穂先でエギの重みを感じつつキャストに移ります。

(頂点がわからない場合はキャストに移らず何度か振り子の練習をしてみましょう。頂点を過ぎるとエギが戻ってきます。)

 

右手(ラインをもっている手)は肩から前に押し出すように、左手は胸に引きつけるようにします。

 

※ラインのリリース後も右手は肩より下がらないようにしましょう。

 

ラインのリリース(離す)位置

 

ラインを離す位置は45~40°とされています。その位置でロッドも止めましょう。

(振り下ろさないようにしてください)

 

必ず周りを見てからキャストをしてください。特にエギからは目を離さないようにしましょう。安全第一です

 

何度も練習してより遠くに飛ばせるようになれば、ほぼ全ての釣りにおいてのアドバンテージとなるので上記のポイントを意識してキャストしてもらえればと思います。

 

しゃくるという動作

 

ビュンビュン🎶

ヒュンヒュンヒュン🎶

この時期になるとどこからともなく防波堤で聞こえてくるBGM

 

しゃくるという動作はエギをイカにアピールさせると共に、食わせの間(フォールの時間)を作る為の大事な動作です。

 

エギングの基本はエギをしゃくり、エギを沈める。

いわばこの動作の繰り返しです。

 

沢山のしゃくり方があり(ワタシも正直全部は分かりません。というより必要ないと思っています。)、どれから手をつけたらいいか分からない方は多いと思います。

ワタシなりにコレだけ覚えていれば大丈夫という基本のしゃくり方だけ解説していこうかと思います。

 

2段しゃくりと多段しゃくり

 

はい!コレだけです。

なんかカタカナの名前のなんちゃらジャークとかありますよね?

 

しなくていいです笑

 

好きな人に怒られそうですが……

 

しなくていいです笑

 

コレだけと言いましたが、上記で上げた2つのしゃくり方だけでも実はすごいレパートリーがあるんです。

 

しゃくる強さを変えたり、リズムを変えたり、エギを変えたりetc…

同じようにしゃくっているように見えて実はやっていることは違ったりするんです。

言葉で伝えるのは難しいです…ほんと……

ですので基本と変化の付け方を書いておきます。良ければ実践で試してみてください。

 

2段しゃくり

 

もっとも基本とされているしゃくり方です。

 

1回目のしゃくりでエギの頭を上に向け、そのあとに素早く2回目のしゃくりを入れることで高さのあるしゃくりがおこなえます。

 

2回目のしゃくりでエギを跳ね上げるイメージです。

 

コツは1回目のしゃくりを少し小さく、2回目は大きくしゃくるようにします。ラインは巻きとらずにしゃくったあとはロッドで糸を真っ直ぐにしつつ水面に置いていきます。また、右手を支点にして左手でロッドエンドを持ち、右手を少し引きながら左手を前に押し出すようにしてしゃくると楽にしゃくることができます。

 

多段しゃくり

 

一定のリズムでラインを巻取りながらしゃくりを入れていきます。

エギを左右にダートさせながらしゃくりあげていくイメージです。

 

ラインのスラックを上手く使うことでエギを大きくダートさせ、楽にしゃくることが出来ます。ダート系のエギを使用するのもいいですね!

 

直線での移動距離が短く、横の動きが大きくなるのが特徴で、しゃくりのリズムによってキビキビダート(小さく動く速いダート)させたりゆっくりダート(大きく動くゆっくりとしたダート)させたり出来ます。ワタシは後者を多用します。

 

しゃくりの回数は自由ですが移動距離を出したい時は~6回、通常は~4回くらいにしています。

 

また2段しゃくりを2回入れたり、2段しゃくりの後に多段しゃくりを入れたりと組み合わせて使うことができます。

単調なしゃくり(常に同じようなテンポのしゃくり)はイカを飽きさせてしまうような気がするのでワタシの場合はこれらをランダムに組み合わせて使っています。みなさんもいろいろ組み合わせて自分のベースになるしゃくりを見つけてみてください。

 

食わせの間

 最後になりました。

食わせの間と書きましたが、要はエギのフォールのお話です。

 

イカにエギを抱かせるということにおいては最も差がでる部分だとワタシは考えております。

 

高活性のアオリイカは簡単に釣れるといいましたが、それはこのフォールがちゃんとできていればのお話です。

どんなに高活性のイカでも、何をしても釣れるという訳ではありません。

 

沈んでいくエギが変な動きをする

 

これがエギングにおいてアオリイカが最も釣れない理由だと考えています。

 

じゃあ、どうしたらいいの?

となりますよね。

 

ラインのメンディング(操作)をしてあげましょう!

 

ラインのメンディング

 ラインのメンディングとはその名の通り、ラインを操作してあげることをいいます。

ラインというのは釣りをする上で欠かせないものになりますが、ラインを引っ張ればルアーが動きます。つまり沈んでいくエギも極端な話、ラインを少しでも引っ張れば動くんですよ。それが意図していない事であってもです。駄洒落じゃないです…

 

エギは頭を下に向けて沈んでいきます。ラインにテンションを掛ければ頭が少し上を向きフォールの速度がゆっくりになります。テンションフォールやカーブフォールと呼ばれるものです。

 

詳しくはコチラの記事で↓

 

そのフォールの際にラインによってエギが変な動き(本来のフォールと違う動き)をしないようにラインを操作しようということです。

 

エギのフォールを阻害する要因

エギのフォールを阻害するのはラインという事がわかりましたが、ラインは風と潮の流れの影響を受けます。

 

つまりエギのフォールを阻害する順にならべると

 

エギ→ライン→潮→風→釣り人

 

ということになりますね。

エギから右は一切のマイナス要因と考えてください。

 

ラインについて

 

エギングでのラインは基本的にPEラインを使用されているかと思います。

PEラインには号数というものがあり、数字が大きくなるにつれて糸の強度が増し、糸の直径が大きくなるので風や潮の抵抗を受けやすくなります。

 

現在、一般的にエギングで使用されている号数は0.6号前後のものです。

 

ホンダワラなどの海藻帯や磯などでされている方は、エギの根掛りの際の回収率を上げるために太いライン(0.6~0.8号)を使用されている方もいます。ご自身のフィールドに合った号数のラインを使用されてください。

 

迷ったら0.6号でいいと思います。

 

潮の流れの影響

 

潮の流れは釣りにおいて重要な要素の一つです。潮が動くだけで釣れることもありますからね。

 

その潮がエギに与える影響にはプラスに働くものとマイナスに働くものがあります。

 

プラスに働く潮

エギをきれいに持って行ってくれる潮の事です。常にエギの重みを感じることができ、ラインをまっすぐに張ってくれます。この状態の潮はしゃくりもフォールもすごく自然に演出することができるので、イカがいれば釣れるんじゃないか?ってくらいプラスに働いてくれます。

マイナスに働く潮

釣り人に向かってくる潮(アテ潮といいます)や、表面と下で流れが違う潮(上の潮が速い場合のみ)、手前と奥で流れが違う潮です。

アテ潮はしゃくったエギがどんどんこちらに寄せられてくるので、普段と違いラインを寄ってくる潮に合わせて巻き取りながらエギを沈める事になります。得意な人は少ないので攻略のし甲斐がある潮です。

 

縦で流れが違う潮(表面と下で流れが違う潮)と横で流れが違う潮(手前と奥で流れが違う潮)は非常に厄介です。

しゃくったあとに水面においたラインを潮が引っ張っていくのでエギのフォール姿勢も崩れてきます。

ラインを潮の上流側においたり、小さく糸ふけを取るしゃくりを入れたりしてエギに対してラインを常に潮の上流側におくようにしましょう。

 

下流側においてしまうとラインがエギとロッドを支点にくの字やS字に曲がっていき、最終的にエギを引っ張るような状態になってしまいます。

そうならないようにラインを置く位置には常に気を配りましょう!

 

風への対処法

エギングにおいて潮よりも厄介なのが風になります。

立ち位置で何とかなる場合は動いて対処することもできますが、みんな考えていることは同じなので移動先が満員御礼だったりもします。

 

一番やりにくいのは横からくる風ですね。

 

追い風はフォローになりますし、向かい風でもラインは真っ直ぐ置けるので余程の風でない限りは気になりません。

 

しかし、横からくる風に対しては緩い風であっても対処が必要です。

基本的な対処方は潮と同じで風の上(かみ)にラインを置きます。(左からの風なら左側におきます)

また、キャストも風に対して斜めに(風の上)入れることで風の影響を少し抑えることができます。

※まわりに釣り人がいる場合はその方の邪魔にならないようにしてください。近い場合は必ずその方のキャストの方向を確認してから投げるようにしましょう。

 

もうひとつの対処法はロッドをしゃくる角度を横にしたり(風の上に向けてしゃくる)、足場が高ければ下にしてしゃくります。そうすることで、ラインが低い位置でしゃくることができすぐに水面にラインを置くことができるので高い位置でしゃくるより風の影響を減らすことができます。風の強い状況下で、高い位置にしゃくり上げたラインは風の影響をかなり受けます。しゃくる位置を低くしてなるべく風の影響を受けないようにしましょう。

 

釣り人が気をつける事

 エギングでのライン操作の重要性は分かってもらえたかと思います。

 

最後にアングラーであるあなたが一番気をつけないといけないことは、しゃくった後のラインを張らず緩めずの直線の状態にして素早く水面に置くことです。もちろんのことですがここで張り過ぎてしまうとフォールを始めたエギを動かしてしますので、まず張りすぎないというのを意識しなければいけません。

そしてたるみを作りすぎるとイカの小さなあたりを見逃してしまうことがあります。

 

水面にに置くラインは張りすぎず緩めすぎずを基本としてください。

 

またテンションフォールやカーブフォールに移行する際はラインを置き終えた時点で移りましょう。フォールの途中でテンションを掛けたりすると警戒されてしますのでテンションを掛ける時は掛ける。フリーで落とすときは絶対にテンションを掛けないくらいの気持ちでのラインメンディングを心がけましょう!

 

 

おわりに

基本であり釣果に差が出るテクニックついて話をさせていただきました。キャスト、しゃくり、フォールどれも釣果に直結する内容かと思います。

 

どの釣りにおいてもやはり基本は大切です。基本を覚えてこその応用なのでしっかりとした基本を身に着けて春の大型アオリイカを仕留めちゃってください!

 

キャストやラインのメンディングに関しては他の釣りにも応用できますので、上記の内容を踏まえて練習して、習得して頂ければと思います。

 

長くなりましたが、これで終わります。

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ではまた!!