福岡の離島でデイゲームと夕まずめ
こんにちわ
ワタシです!
寒波到来中のこの日、荒れた海を突き進むフェリーの展望デッキにいたワタシは希望と絶望を胸にとある島へと向かっていました。
この日の最高気温は6℃、強い北西風で釣り場は限られるが幸いにも近くの島のいずれにもアジの回遊はあるようだ。
風向きを考慮して消去法で残った2つの島、このうちの1つに渡った。
平日ということもあり、釣り人は少ない。
釣り場まで徒歩で向かいながら同時に島の様子も確認する。予定していたポイントに行くと、数人の人だかりができていた。遠目からみてもアジの様な魚体が上がっている。
近付いてみると答えはそこにありました。
数万匹ともいえるアジの群れが辺り一面に広がっていた。
アジを見つけて内心ほっとしたワタシは、まず歩いてアジの群れがどこまで続いているか?群れのサイズはどんな感じかを確認した。
群れは波止場内のかなりの広範囲に広がっている。中心的なアジのサイズは15~18cm、25~30cm程度のカマスと25cm前後のアジの群れで構成されている。群れの中には鯖と、とびきり大きな40cm近いカマスと30cmを超えるアジもチラホラ混じっていた。
日中のアジは基本的に堤防の際や船の下などの光が直接当たらない場所につくが、群れが大きすぎてそういった場所に全てのアジが収まりきれていない。
大きな円を描くように回遊をしているアジ
目視で大きめの魚がいる群れを先ずは打ってみる。
ファーストフォールですぐにあたったのは24cmクラスのアジ
幸先の良いスタートをきれた。
少し重ためのジグヘッドに反応したこのアジ。
続く一投でも同様の反応があったが、数匹ほど豆アジが釣れてそのあと急激にあたりが出なくなった。
別の群れを打つも同様に反応がないのでジグヘッドを1.5→1.0gにおとし、少しスローに誘ってみる。
群れによってはジグヘッドを中心にして円を描くように避けていく群れと微動だにしない群れが存在した。
前者の群れはかなり神経質で、リグを不規則に動かすと追尾すらして来ない。後者の群れは前者ほど神経質ではないにしろ、やはり変則的な動きを嫌う傾向があった。
何匹かアジを釣り、アジの反応を確認して釣り方を調整していく。
無数にみえる豆アジを交わし、良型のアジだけを釣る方法を模索する…
一通りの群れを一通りの釣り方でテンポよく探っていくが、突破口が開けずにいたので気分転換がてら別のポイントにもアジがいないか探して回ることにした。
水質はクリアでアジを目視で確認できる場所なので、キャストは1~2投。フグがあたれば即移動といった感じで、ぐるりと波止場を一周するがアジは確認出来なかったので元の場所にもどりこの群れの攻略に専念する。
フォールでの反応がよく、フリーフォールやテンションフォールのどちらでもアジからの反応は返ってきた。
潮も動かず、群れの動きも遅いのでロッドにはでないあたりが多い。
ラインの動きに注意して、ラインの小さな変化であたりを拾う。
時刻は正午をまわり、アジの反応もさらに悪くなったので早めのお昼をいただく事にした。
寒空の下で食べるカップ麺は何故こんなに美味いのか?
お腹を満たし釣り場に戻り、釣りを再開する。
ジグヘッドは落としに落として0.5g。0.5~1.0gの範囲であたりが多く、重くしていくとあたりが減っていく。
ワタシは操作感を優先させて、1.0gに戻し良型のいる場所を集中して狙っていく。
アジの群れは14時をまわった段階で移動を始めた。
アジの移動に合わせてワタシも立ち位置をかえながら移動を繰り返す。
群れは時間が経つにつれて徐々に波止の出口へと向かっていく。
アジの釣れ方は一日を通してスローな操作
良型が多い群れにあたった時は豆アジに混じって22~26cmのアジが混じった。
フェリーの時間も迫ってきたので、早めに片付けをして名残惜し気持ちを胸にフェリー乗り場に戻った。
夕まずめはフェリー乗り場の近くを狙うことにする。
ジグヘッドを1.8gにして飛距離を確保し、アジが回遊するレンジまですぐに落とせるようにしておく。
最初のアジのあたりを拾うとそれからは群れを追いかけながらの時間との勝負が始まる。
今日の群れはかなり小さく、2~3mずれるとあたりが出ずワタシの調子を狂わせてくる。
立ち位置を変えながら群れを追うが22~26cmまでを5、6匹釣ったあたりで群れを見失った。フェリーの時間ギリギリまで群れを探すが、1匹拾ってタイムアップ。
急いでフェリーに向かった。
船着き場で釣れたアジの写真をとって帰路についた。
今日も一日楽しい時間を過ごせました🎶
今回使用したリグ↓